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(有形文化財)美術工芸品
この碑は館腰神社のすぐ前を通る奥州街道(旧国道4号線)を南に約400m下った、川内沢川にかかる橋のすぐ南に立っており、別名「芭蕉の句碑」・「笠島塚」・「芭蕉塚」とも呼ばれています。
碑の正面に大きく「道祖神路」と刻まれ、北面に道祖神社や中将藤原実方の由来、碑建立の趣旨が説明され、道祖神社・名取川・仙台城下への距離が刻まれているため、一種の道標であると考えられます。南面には「笠島はいづこ皐月のぬかり道はせを」と見事な筆跡で刻まれています。
なお、この碑は高さ84cm以上、幅24cmを測る。安政3年(1856)に仙台の小西利兵衛と地元の人々によって再建されたもので、それ以前は「笠島塚」と言われる道標があったと伝えられています。