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さがし方別
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(有形文化財)美術工芸品
新宮寺には、全部で3脚の経机が伝えられています。この机は写経(しゃきょう)したり、経巻(きょうかん)を読んだりした際に使用されたと伝えられているもので、座った状態で使用する「座り机」です。大きさは、3脚ともに横幅59.9cm、奥行32.3cm、高さ23.4cmで、木製の白木机です。机の内側には、「願主又右衛門 奉納机十脚之内 享保8年9月9日」の墨書銘があり、現存する3脚の経机は、江戸時代中頃に奉納された経机10脚の内の3脚であることがわかります。