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毘沙門堂古墳

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

(記念物)史跡

毘沙門堂古墳の写真

 毘沙門堂(びしゃもんどう)古墳は、現海岸線から約2kmの標高2m程の旧浜堤上に立地する古墳で円墳とすれば、直径50m、墳丘の高さ8mの県内でも最大級となるものですが、墳丘南側が張り出したように崩れた形状になっているため、帆立貝(ほたてがい)式の前方後円墳ではないかという考えもあります。
 墳丘には葺石(ふきいし)などの施設は確認されていませんが、古墳のまわりから薄手の円筒埴輪(はにわ)が採集されているほか、墳頂付近からは土師器(はじき)破片などが発見されています。なお、平成6年の集中豪雨で墳丘北側が一部崩壊した際、円筒埴輪と朝顔形埴輪がまとまって発見されています。埴輪の出土状況から、墳丘部北側に同時に配列したものと考えられ、埴輪の焼成には窯(かま)を使用していたことがわかりました。

交通案内

アクセスマップ

  • 仙台空港アクセス鉄道美田園駅から約1km​

毘沙門堂看板