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市内で検出された有機フッ素化合物Pfas(ピーファス)の測定状況について

更新日:2025年7月25日更新 印刷ページ表示

有機フッ素化合物の概要

有機フッ素化合物(Pfas<ピーファス>)の種類の一つであるペルフルオロオクタンスルホン酸(Pfos<ピーフォス>)及びペルフルオロオクタン酸(Pfoa<ピーフォア>)は、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。

環境省では、Pfos 及び Pfoaについて、水環境における全国的な存在状況を把握するため、令和元年度から全国存在状況把握調査を実施しており、令和2年度に名取市内の調査を実施しました。その結果、調査を実施した143地点のうち、12都府県の21地点において、水環境の暫定的な目標値 (※Pfos 及び Pfoaの合算値で50ng/L以下)の超過が確認されました。なお、検出のあった地下水は、飲用用途の井戸ではありませんでした。

市では、環境省が実施する調査結果に留意し、人へのばく露防止のため、目標値超過時の飲用に関する注意喚起や汚染状況の把握に取り組んでいくこととしています。今後、国の情報が更新された場合は、市のホームページでお知らせいたします。

 

※環境省は、令和2年5月28日付け環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号環境省水・大気環境局長通知「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(通知)」において、水環境に係る暫定的な目標値としてPfos 及び Pfoaの合算値で50ng/Lを設定いたしました。

※環境省は2025年(令和7年)6月30日付通知により、公共用水域及び地下水における暫定的な目標値に代え、「指針値」が制定されました。

水道水における有機フッ素化合物への対応について

市では水道水について、水質検査の管理目標設定項目として検査しております。

水質検査結果最新情報3(管理目標設定項目) (水道事業所)

名取市水道水における有機フッ素化合物(Pfos 及び Pfoa)水質検査結果について ※

※令和7年3月6日 リンク先に水道事業所のページを追加しました。

外部リンク (環境省)

「有機フッ素化合物全国存在状況把握調査」の調査結果はこちらをご覧ください。

令和2年度有機フッ素化合物全国存在状況把握調査の結果について<外部リンク>

水環境における有機フッ素化合物への取組状況(全国存在状況把握調査を含む)について

 上記調査などの有機フッ素化合物への取組状況につきましては、下記にお問い合わせください。

  • 環境省水・大気環境局総務課
    代表 03-3581-3351
    ​直通 03-5521-8307
  • 環境省水・大気環境局水環境課
    直通 03-5521-8314
  • 環境省水・大気環境局土壌環境課地下水・地盤環境室
    直通 03-5521-8309

地下水の継続調査について

「Pfos 及び Pfoa に関する対応の手引き」(R2年6月環境省水・大気環境局)に基づき、濃度の経年的な推移を把握するため、継続調査が行われました。

※国による、公共用水域及び地下水における目標値は、Pfos 及びPfoa の合算値で50ng/L以下

令和7年度調査結果

※令和7年7月25日 6月の調査結果を掲載しました。

 

調査結果
調査月 Pfos Pfoa 合算値
6月 9ng/L 61ng/L 70ng/L

※調査結果は有効桁数2桁で処理した値を掲載しており、Pfos 及び Pfoa を合計した合算値が一致ない場合があります。

有機フッ素化合物について-宮城県公式ウェブサイ(pref.miyagi.jp)<外部リンク>

宮城県公開資料

令和7年度の調査結果(6月採水) [PDFファイル/261KB]

令和6年度の調査結果(11月採水) [PDFファイル/406KB]

令和6年度の調査結果(6月採水) [PDFファイル/352KB]

令和5年度の調査結果(11月採水) [PDFファイル/352KB]

令和5年度の調査結果(6月採水) [PDFファイル/351KB]

調査結果(過年度) (単位:ng/L)

 

調査結果表
調査年度 Pfos Pfoa 合算値 備考
令和2年度 120ng/L 670ng/L 790ng/L 令和2年度全国存在状況把握調査
令和3年度 43.57ng/L 97.46ng/L 141.03ng/L 継続調査
令和4年度 25.42ng/L 54.54ng/L 79.96ng/L 継続調査

令和5年度(6月採水)

12ng/L 92ng/L 100ng/L(104ng/L) 継続調査
​令和5年度(11月採水) 21ng/L 55ng/L 76ng/L 継続調査
令和6年度(6月採水) 16ng/L 50ng/L 66ng/L 継続調査
令和6年度(11月採水) 12ng/L 43ng/L 55ng/L 継続調査

※調査結果は有効桁数2桁で処理した値を掲載しており、Pfos 及び Pfoa を合計した合算値が一致しない場合があります。

Pfasに係るQ&Aと今後の対応の方向性について

令和5年7月時点での科学的知見等に基づき、環境省が設置した「Pfasに対する総合戦略検討専門家会議」監修により、Pfos、Pfoaに関するQ&A集が作成されました。また、Pfasに関する今後の対応について、上記の専門家会議で方向性が示されましたのでお知らせいたします。

※令和6年8月8日   Q&A集(2024年8月時点)ファイルを追加しました。

※令和6年9月3日    リーフレットのファイルを差し替えました。

※令和7年12月25日 Pfasハンドブック(令和7年12月版)を追加しました。

Pfasに関する今後の対応の方向性(2023年7月時点)[PDFファイル/417KB]

Pfos、Pfoa に関するQ&A集(2024年8月時点) [PDFファイル/844KB]

Pfasのリーフレット(2024年8月時点) [PDFファイル/634KB]

Pfasハンドブック(2025年12月時点) [PDFファイル/6.13MB]

詳しくは、環境省掲載リンクをご覧ください ​有機フッ素化合物(Pfas)について | 環境省 (env.go.jp)<外部リンク> 

 

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