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名取市は、令和3年10月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、名取市地球温暖化対策実行計画の中で、ごみの減量化や資源循環の促進などに取り組んでいます。
ごみの減量化については、「ごみダイエット通信」で食品ロス削減の啓発を行うほか、「生ごみ堆肥化容器購入費補助」に取り組み、令和3年に補助上限額を3万5千円に引き上げました。
また、ご家庭などに眠っている食品を持ち寄り、フードバンク団体やこども食堂へ寄付するフードドライブ、家庭用使用済み天ぷら油回収事業も毎年実施するほか、ごみ集積所の設置への補助金や高齢者等世帯へのごみ出し支援を制度化し、地域の環境醸成にも取り組んでいるところです。
資源循環の促進については、地域で行う資源回収への支援を行いつつ、16分別(有害危険ごみを含む)のリサイクルに取り組んできました。
また新たにプラスチック製品(素材100%に限る)の回収や、海洋ごみの回収として、ボランティア団体等が行う海岸清掃活動を支援する「海洋漂着ごみ処理事業」と、漁業者の網などにかかったごみを回収する「海洋ごみ廃棄処分事業」の取り組みも始めるとともに、ごみ分別アプリ「さんあーる」の多言語化を図り、増えつつある海外出身の方々への情報発信にも務めているところです。
第二次環境基本計画の目標である「多様な自然環境との共生」や「安全で快適な生活環境の向上」、そして「負荷の少ない都市環境の創出」に向けて、市民と事業者、名取市の3者が緊密に協働・連携を図りながら「愛されるふるさと」を未来へ繋いでまいります。