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「元気なとり」減塩プロジェクト

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「元気なとり」減塩プロジェクトとは?

 平成29年度名取市国民健康保険加入者の特定健診の結果から、収縮期血圧140以上または拡張期血圧90以上(Ⅰ度高血圧以上)の方は1,079人(22.2%)と約4.5人に1人は高血圧となっていました。

 KDB(国保データベースシステム)で高血圧の受診状況をみると、名取市国民健康保険加入者の約3割が通院しており、重症化となる脳・心臓・腎臓の中で人工透析の割合が増加していました。

 高血圧のうち、糖尿病の方は年々増加しており、糖尿病の方も減塩の指導があり、生活の中での減塩が必要となります。

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 平成28年国民健康・栄養調査では、宮城県は47都道府県中、食塩摂取量が男性ワースト1位(平均11.9g) 女性ワースト9位(平均9.4g)となっており、名取市も全国平均からみれば食塩摂取量が多い市と考えられます。

 日本人の食事摂取基準(2020年版)(案)では、食塩相当量の目標値は男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満となっており、また、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量の量は男女とも6.0g/日未満となっています。

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そこで、生活習慣病の重症化に繋がる「脳・心臓・腎臓」の血管を守るため、高血圧や塩分に関する正しい知識を得て減塩に取り組む「元気なとり」減塩プロジェクトを平成31年4月より実施しています。

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 国民の健康増進を図ることを目的に、高血圧を中心とする研究・啓蒙活動などを行う特定非営利活動法人 日本高血圧学会(JSH)があります。日本高血圧学会減塩委員会がJSH減塩食品リストで減塩食品を紹介しています。これらを参考にしながら名取市の食環境整備にも取り組んでいきたいと考えています。

 取組のスタートとして「減塩食品はおいしくない」というイメージがあるので、最新の減塩食品は、元の食品と比べても食卓の味を変えずにおいしく食べられることなど知っていただくことなどから始めていきます。

市ぐるみで減塩を進めるには(改)_page-0001

 現在、様々な関係機関にご理解とご協力をいただきながらプロジェクトを進めています。今後も協力の輪を広げていき、「元気なとり」減塩プロジェクトを進めていきます。

<取組・お知らせ>

〒981-1224 名取市増田字柳田244
保健センター
電話:022-382-2456